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ジャパンパラ陸上で感じた近未来
CSR・青年団育成活動
東京2020パラリンピック代表を決める為の国内大会が、香川県高松市の屋島陸上競技場で開催されています!
私も、走り高跳びの審判として、大会のお手伝いをしました。
パラリンピック競技の陸上競技では、それぞれの障がい程度によって、細かくクラスがわかれていたり、一部特徴的なルールがあったり等、ちょっとだけ難しいところがあります。
でもそれが解ってくると、どんどん楽しくなりますよ!
今回の大会で初めて全盲の方の審判をしました。
介助者の声と拍手の音で、助走する方向とバーの距離を確認して跳躍します!
見ていると、なんかいつもより力が入る!
さて、前置きが長くなってしまいましたが、広がるダイバーシティ社会の近未来の場所に来たような感覚がありました。
車椅子の人、義肢・義足の人、視覚や聴覚に障がいがある人、外国人、知的障がいがある人、その他様々な身体状況の人、高齢者、伴走者、ご家族であろう人たち、そしてロボット…
コロナ禍で、関係者以外はいませんでしたが、競技場やトラックには、
誰もが住みやすい社会(競技会)の為の工夫が見られました。
もちろん、まだまだ加えておきたいなと思うところもありましたけどね。
ロボットが人間を助け、様々な年齢や人種や体の特徴がある人たちが、同じ場所で同じものを同じように頑張っている光景は、一つの理想なのかもしれません。
最近ちょっとした話題になったロボットも生で見たので、ちょっとだけご紹介を。
写真に撮りましたが、トヨタの AI 搭載自動走行ロボットが、競技場内を走り回っていました。
車型ロボットは、円盤投げややり投げで、選手が投げた後の円盤等を近くまで取りに行き、競技役員が円盤を車に乗せてやると、選手の近くに運んで行きます。
とてもかわいい..
陸上競技場にも、これからはどんどんロボットが人間の代わりをする場面が出てきそうです!
今回は、コロナ禍ということで、この大会を棄権した選手も沢山いました。
東京オリンピック・パラリンピックが開催出来るかどうか、今も感染対策の試験的な競技大会が沢山開かれています。
昨日と今日で、代表権を勝ち取った選手には、安全な状態で活躍してもらいたいと願うばかりです。