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春の訪れと脊髄損傷者の交流会(香川県)

 地域活動

今日は少々寒いですが、ようやく春の訪れを感じる季節になりましたね。先週ではありますが、全国脊髄損傷者連合会香川県支部の春の交流会、お花見が今年も開催されました。参加者は13人。

そして、会場となったのは、丸亀城の満開の桜が広がる場所で、遠くには讃岐富士の美しい姿が望めました。桜の花びらが舞い散る中、春の香りに包まれながら過ごす時間は、参加者の心を穏やかにし、会話を弾ませるひとときとなりました。自然が生み出す美しい景色の中で、仲間と共に過ごす時間は、何ものにも代えがたい価値を持っています。

 

脊椎損傷者の人生と共感—当事者の声

自己紹介の時間では、参加者一人ひとりが近況と自身の人生について語りました。脊髄損傷歴が長い方もいれば短い方もいましたが、どの語りにも共通していたのは、それぞれの障がいを乗り越えながら歩んできた人生のドラマでした。事故直後の困難や、そこから立ち上がるまでの苦悩、そして新たな希望を見いだすまでの過程は、それぞれ異なる形ではあるものの、共通する思いが込められていました。その言葉には仲間同士の共感が込められ、励まし合う温かな場面が多く見られました。今回ちょうど新しい会員さんも参加されていて、とても頷きながら聞いていました。

 

 

障碍者の社会的な課題と未来【香川県の現状】

フリートークの時間では、挑壁者を取り巻く社会の変遷について活発な意見交換が行われました。時代が進むにつれ、脊椎損傷者や挑壁者の権利や社会的理解は少しずつ進化してきました。しかし、依然として改善すべき課題が多く残されていることも明らかになりました。バリアフリーの進展、支援制度の充実、そして社会における認識の向上が語られました。参加者それぞれが自身の視点から意見を交わし、未来に向けてどのような改善が必要かを考える貴重な時間となりました。

 

 

脊髄損傷者が仲間とともに歩む—支え合いの大切さ

参加者全員が口を揃えて語ったのは、こうした交流会の重要性でした。事故直後のショックや孤立感を乗り越えるためには、まず仲間との交流が不可欠であるという共通認識がありました。今の時代、情報はインターネット上に沢山あります。でもどれがどのような状態の人に適切なのか、自分に合ったものはどれなのかはなかなか見付かりません。そこで、ミーティングを通じて支え合い、情報を共有し、互いに助け合うことで、それぞれが必要な支援を得ることができます。この場は単なる集まりではなく、人生をより豊かにしていくための大切な場であることが、改めて確認されました。

 

 

脊髄損傷者の未来と希望—香川県での取り組み

会の最後には、参加者それぞれが今後の決意を語り合いました。自然の美しさに包まれながら、仲間としての絆をさらに深めることができた今回の集まりは、単なる交流の場を超え、人生を前向きに歩むための重要な機会となりました。これからもこの会が、多くの人々にとって希望の場として続いていくことを願い、それぞれの人生が仲間と共にさらに豊かに彩られることを願っています。

 

さて、解散してからは、私は丸亀城に桜を見に散策して来ました。綺麗だな…

 

脊髄損傷または頸髄損傷の当事者の方、もし興味があればご連絡ください。交流を通じて学びも多い会だと思いますよ~!

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