ブログ Blog
障がいがある人のジェンダー
今世の中を騒がせているのは、東京五輪・パラリンピック組織委員会森会長の
、女性軽視発言。
私もこの発言後、会長を辞任するべきという考えを持っている。
確かに、私がやっていた陸上競技を含め、スポーツ界に大きく尽力をされている方である。
その功績がある人だからこそ、残念だと思うし。
今はとにかく、オリンピック・パラリンピック理念のもとに、開催するのかどうか…アスリートも聖火ランナーで関わらせてもらえる私のような人たち、また楽しみにしている人達にとっても、とても大切な局面でしょう。
聖火ランナーも、今のリーダーのもと、笑顔でやってもいいのか、とても悩みます…
私たち障がいがある人たちは、よくマイノリティーと言われてしまう。
そんな中でも、女性特有の差別というものがあり、障がいがある女性の差別をなくそう団体も1980年代から活動している。
中でも、ご存知の人もいるかもしれないが、母子保護法(優性保護法)は、女性差別の最たるものであり、1998年まで日本に存在していた負の歴史である。
また、ある団体調べによると、女性障がい者の約36%が性的虐待被害者…2011年のデータであるが、驚きの数字…
様々な差別は、突然発生してしまう。
私自身も差別意識が全くないか。
もしかしたらあるかもしれない…自然に優越感を感じてしまうことがあるから。
間違った発言や間違った行動が起こった場合は、周りの人から止めてもらいたい。
そして私も、止めることができる人間になりたい。
数日前の、為末さんの行動にも大きな敬意を払いたい!!