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無いものを嘆くより、残っているもので掴み取る!

今日でパラリンピックが終わります。

この期間、沢山のことを思い出し考えたので書きたいと思います。

私は、パラリンピックの水泳で二つのメダルを取った、14才の山田美幸選手には、とても共感し感動しました。

https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/paralympic/news/202109020000834.html

パラリンピックを見ながら、私の心に浮かんできたのは、「無いものを嘆くより、残っているもので掴み取る!」気持ちです。

 

・私がどこに共感したのか?

それは、山田選手が残っている足と胴体を最大限使って、水の中をどんどん進んでいる姿にです。

山田選手は、首から胴体と膝から上の足で泳いでいます。

その姿は、私が唯一動きの残る首から上を使って、夢に向かって進む自分の姿と重なったのだと思います。(勝手にそう思ってしまいました)

 

 

・山田選手と私が掴んだもの。

山田選手が掴んだものは、目標だったメダル。

私が掴んだものは、働いて世界を目指すことができる環境。

私が掴んだものは、環境以外にも生活力もそうかもしれません。

 

 

・奇跡のエピソードを振り替える。

話は少しそれてしまいますが、今月私の妻が、「奇跡」というテーマのエッセイコンテストに応募していました。

その題材で、私がケガしたときに助かった2004年のことを書いてくれたのです。

というか、私が iPhone に向かってしゃべって文字化したのですが。

実は妻は、当時のことを詳しく知りません。

もちろん講演会等で私が話していた所々のストーリーは知っています。

ですので、妻が知ら無い部分を全部聞かせて欲しいとリクエストされ、とてもとてもリアルな話を話しました。

 

 

・私がなくしたもの。

そんな事を先月したので、2004年のケガを詳しく振り返りました。

私がなくしたものは、スポーツが得意だった五体満足な身体。

私がなくしたものは、首から下の全ての感覚。

この二つはとても大きかったです!

正直今でも、取りかえせるなら取り返したいですね。

私に起こったあの日の事故は不幸だったのかもしれませんが、今振り返っても、事故から後のことは不幸ではなく、むしろ幸せだったと思います!

 

 

・私に残っているもの。

2004年のケガのあと、私に残ったのは、首から上の動きと感覚全てです。

首から上「だけ」て書くと、少なく見えるかもしれませんね。

だから、首から上の動きと感覚「全て」と書きました。

首から上だけでも、とても沢山のことはできます。

実際、あごでパソコンを使えるし、声で文字が書けるし、呼吸する力でリモコン操作や棒高跳びの審判活動もできます。

給料もそこそこもらえています。

思った以上に、残っています。

思った以上に、掴んでいます。

今、嘆くことはほとんどありません。

 

自分に残っているものが、ほんのわずかなものと思ってしまうことがあるかもしれません。

私は実際に経験をしましたから、その感情もよくわかります。

でも、わずかに残ったもので、どうにかできることも沢山あります。

今の私や、パラアスリートを見ていると、「やろう」とさえ誓うことができたら、明るい未来に繋がるものだと思います。

何もやら無いままだと、何も無いままなのでしょう。

 

意外と沢山残っている自分の能力に目を向けて、自分の形の夢、幸せを掴み取ろう!

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