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頸髄損傷者のトレーニング!上腕二頭筋と上腕三頭筋を強制的に動かそう。
リハビリ
先週から、立ち上がった状態での練習のバリエーションを拡大しました!
聖火リレーが終わってから、様々なパターンの動きを練習しています。
実際に、立ち上がった状態で横歩きの動きや、垂直立ちの姿勢の保持等はこれまでも時々取り入れていました。
しかし今回は、足や胴体を使うのではなく、立ち上がった状態+腕を使うのです。
実のところ、これまでも立ち上がった姿勢以外の姿勢では腕を使うトレーニングをしてきました。
例えば、椅子に座った状態や床に寝転がった状態での腕のトレーニングは行ってきました。
具体的には、トレーニング用の椅子に座った状態でゴムを引っ張ったり、寝転がった状態で、天井からぶら下げたロープを引っ張ったり。
新しい動きは、作業療法士の小嶋先生が私を支えながら、私はテーブルに手を付いて、腕を使って上体を起こします。
立ち上がった姿勢と椅子に座った姿勢を比較すると、やはり立ち上がった姿勢で行うほうが、体力を使います。
さて、その方法は、作業療法士の小嶋先生が私を後ろから支えながら、私はテーブルに腕を付いて、その腕を曲げ伸ばしします。
補足すると、立った状態で土下座をしているようなイメージの動きをします。
実際に腕を使って上体を起こすためには、上腕二頭筋と上腕三頭筋を動かす必要があります。
むしろ、腕の麻痺している筋肉を目覚めさせるといった方が正しいかもしれませんね。
ちなみに、上腕二頭筋と上腕三頭筋は、肘を曲げ伸ばしをするときに使う筋肉です。
私の腕は、肘をまっすぐにした状態で、肩の力を使って引っ張る力はありますが、押す力はありません。
正直、まだ腕の曲げ方や伸ばし方、力を入れる方向も掴めていません。
しかしながら、使っていなければ、目覚めて動くようになることも使い方がわかるようになるはずもないので、とにかくいろいろな練習をやってみます!
実際は、今はまだ力がほとんど入っていないので、大変なのは支えてくれている小嶋先生かもしれません。
もし、上腕二頭筋と上腕三頭筋が動き出したら、肘も動くのではないかと思っています。
そしたら自分の顔に手が届くかも!
手が顔まで届いたら、顔を思いっきり掻きたい!!
なぜなら、ここに私の悩みがあるからです!
頑張ります!